【開催案内】
第18 回通常総会開催のご通知
拝啓 会員の皆様におかれましては益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、当協会の第18 回通常総会を下記の通り開催致します。本総会は、昨年度の活動結果を
報告すると共に今年度の活動方針を決定する重要な会議です。ご多忙のところ恐縮ながら、是
非万障お繰り合わせの上ご出席賜りますようお願い申し上げます。
敬 具
記
1. 日 時: 2017 年6 月2 日(土)
2. 場 所: 東京グランドホテル(末尾地図参照)
3. プログラム: (第1 部、第2 部についてはweb 中継を行います)
4.お申し込み:プログラム末尾にご出欠連絡サイトの入り口があります
第1部 総 会 12:45 – 14:15 (受付開始12:15)
議題 第1号議案/2017 年度活動報告、及び決算報告の件
第2 号議案/新役員選任の件
第3 号議案/2018 年度活動計画案、及び予算案の件
全米PE 協会(NSPE) トム・ロバーツ会長も来日参加されます
第2部 特別CPD セミナー 14:30 – 16:00(受付開始14:00)
テーマ: 日米両国の外交と「倫理」
講 師: 杉田米行大阪大学言語文化研究科教授
Ph.D. (1999 年、ウィスコンシン大学マディソン校, アメリカ史)
概 要:歴史的に振り返ると、日米両国の外交は極めて「倫理的」な原理原則の上に実施されてきました。しかし、「倫理」というのは極めて曖昧な用語です。たとえば、アメリカと北朝鮮の関係を例にとると、「核開発を中止しなければ、世界の平和と安定のために先制攻撃も辞さない」というアメリカの態度は「倫理的」でしょうか。北朝鮮の立場にたてば、「自国民の安全を確保するために、核開発を持続する」という選択肢は「倫理的」とも言えます。国益を重視すれば「倫理」は障害物になるかもしれません。もしくは、国益に合致するように、「倫理」の解釈を変える必要があります。では、誰がどのようにして「倫理の基準」を定めるのでしょうか。この「倫理の基準」を変えることはできるのでしょうか。世界共通の「普遍的な倫理」を確立することは可能でしょうか。専門職技師が、国家という枠にとらわれず、客観的な工学的原理や情報の工学的解釈に従って行動するところに、その可能性が見出されるのかもしれません。
主な著書:杉田米行「ミクロとマクロから本質に迫る―歴史学のアプローチ」
大阪大学ショセキカプロジェクト編『ドーナツを穴だけ残して食べる方法越境する学問(大阪大学出版会、2014年)』; 『知っておきたいアメリカ意外史』(集英社新書、2010 年)
第3部 懇親会/Networking (16:30~18:30)
第2 部セミナーの先生も交えて、懇親会を開催します。当会に日頃よりご支援いただいている関連団体の皆様もお招きしているので、皆様、専門分野やPE 倫理課題に限らず、様々な課題についてプロフェッショナルエンジニアとしての立場から自由な意見交換をお願い申し上げます。ご家族ご友人をお誘い併せの上、ご参集ください。
参加料金は以下を予定しております。
・総会(第1 部)のみの参加は無料
・総会(第2 部・第3 部)の参加料は、会員および同伴者3,000 円、会員外4,000 円
【 註 】
・ 総会での議決権があるのは正会員のみですが、出席は全ての会員及びそのご家族・ご友人が可能ですので、多数のご参加をお待ちしています。また、第2部の会員参加者にはCPD(1.5PDH)が交付されます。
・ 第1部と第2部については遠隔地の方向けにWeb 配信を予定しております。(第2部のWeb視聴参加料2,000円)
※正会員で総会ご欠席の方には総会議案書送付の後、議決権行使・委任の入力フォームをご連絡いたします。