2019年4月18日午後、東京・広尾のホテル New SANNOで開催された、SAME Japan Industry Forum を聴講してきました。
このフォーラムは、毎年この時期に横田基地で行われてきたものですが、今年は都心の広尾で開催されたこともあり、在日米軍のエンジニア、契約担当官、国内の建設業者、設備業者など約400名が参加し、活発な意見交換が行われていました。
国内では高度成長時に整備された公共インフラの維持保全が喫緊の課題となっていますが、在日米軍基地の建築物や設備もその例外ではなく、米国固有の規格（材料、防火設備、昇降機械等）や、米国の公共調達で適用される合理的だが複雑な入札プロセス※などをクリアしなければ、工事を受注することができません。
JSPEでは、鬼に金棒 PEにPMPセミナコースの中で、Procurement Managementも扱いますが、日本と米国との公共調達ルールの違いといった側面は、今一度取り上げてみる価値があるのではと感じました。
（川村）
※ 例えば、MACC(Multiple Award Construction Contract)等